Safeboxとは?

Safeboxは、企業がチーム、プロジェクト、社員間で共有するウェブサービスの共用アカウントやパスワード、サーバーログイン情報、SSH鍵、その他あらゆる重要情報を暗号化して保存し、安全に共有するためのサービスです。

Safebox の使用画面

Safeboxの主な用途とコア機能

Safebox は、企業環境において機密情報を安全に保管・共有するための暗号化ストレージサービス です。

主な用途

1. チーム共用アカウント管理

  • 各種ウェブサービスの共用アカウント情報.

  • 社内クラウドサービスのログイン情報.

  • 社内システムのアクセスアカウント情報.

2. 社内システムアクセス情報の保管

  • サーバーログインアカウントとパスワード.

  • SSH鍵ペア(公開鍵/秘密鍵).

  • データベース接続情報.

  • ホスト名やIPアドレスなど.

  • ウェブサイトURLなどの接続経路.

3. セキュアドキュメント共有

  • ライセンスキー.

  • APIキー

  • 証明書ファイル.

  • その他の機密情報.

  • ファイル添付による配布.

コア機能

  • エンドツーエンド暗号化による安全な情報保存.

  • 組織図に基づく細かなアクセス権限管理.

  • チーム/プロジェクト単位での情報共有(共有時のグループ選択で指定).

  • アクセス履歴の追跡・モニタリング (詳細表示画面で共有履歴を見る).

活用シーン

  1. 新入社員オンボーディング

    • 必要なシステムアクセス権を安全に共有.

    • 共用アカウント情報を即時提供.

  2. プロジェクトコラボレーション

    • プロジェクト別認証情報の集中管理.

    • 外部パートナーや他チームとの安全な情報共有.

  3. システム管理

    • サーバーアクセス情報の一元管理.

    • 緊急時の迅速な情報アクセス.

これらの機能により、Safeboxは企業の重要情報を体系的に管理し、必要な関係者間で安全に共有することを可能にします。特に、セキュリティポリシーの遵守が求められる企業環境において、情報漏洩リスクを最小限に抑えつつ、業務効率の向上に貢献します。

Safebox使用画面

Safeboxのインターフェースは、共有情報の作成・保存・編集・共有を直感的に操作できるよう設計されています。画面は「右上のユーザープロフィールアイコン」「左側のナビゲーションメニュー」「右側のレコード一覧」の3つのエリアで構成されています。

Safebox 画面の構成の説明

ワークスペースの選択

セーフボックスにログインすると、左上のロゴの下にワークスペースを選択するボタンがあります。これを使用して、社内に複数のチームのワークスペースが存在する場合は、目的のワークスペースを選択して使用できます。

ワークスペースの選択

ワークスペースが複数ある場合は、ここで選択して切り替えることができます。たとえば、他のユーザーから招待を受けて、ワークスペースを共有することもできます。

複数のワークスペースに所属している場合は、vを押して選択できます。

ワークスペースに招待された場合は、次のようなメールが届きます。招待リンクをタップして再度ログインすると、新しいワークスペースを利用できるようになります。

こちらがワークスペース招待メールの例です。

右上オプション

右上のアカウント情報横アイコンをクリックすると、「設定」と「ログアウト」が表示されます。

設定: 表示言語(日本語/英語ほか)、自動ロック時間、マスターパスワード復旧キー受取方法を設定。

ログアウト: Safeboxからサインアウト 。

右上のオプション

左側のメニューには、一番上にユーザーが参加した「ワークスペース名」と登録された「すべてのレコード」と、自分が登録した「マイセーフボックス」、「お気に入り」の指定された項目、「ラベル」などのメニューがあります。また、「管理者コンソール」は、管理者権限を持つユーザーにのみ表示されます。

左側のメニュー。

右側レコード一覧

右側には登録済みレコードが、テンプレートごとのアイコンとタイトルで一覧表示されます。ウェブサイトレコードには登録URLのファビコンやサービスロゴが表示されます。

記録リスト

Safeboxを利用することで、企業は重要情報を効率的に管理・安全に共有でき、セキュリティと生産性の両立を実現できます。

レスポンシブWebインターフェイス

Safeboxはブラウザベースのサービスであり、レスポンシブデザインに対応しています。デスクトップ、タブレット、スマートフォンなど、さまざまなデバイスで快適に利用できます。 *管理コンソールモードでは、「アクティビティ」は対応しておりません。

デスクトップビュー
モバイルデバイスのビュー

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